藤ノ木古墳に訪ねました。(奈良県)

6月21日(金) 晴れ

藤ノ木古墳は聖徳太子が建立した法隆寺より約50年ほど古い古墳です。

藤ノ木いうのは地名で「凌」、元は陵(みささぎ)と言い、庚凌寺という寺がありました。庚というのは、西を指す干支の庚、凌というのは、御陵の陵の異体字です。被葬者は、たんなる中小豪族ではない、大王家の王族クラスの墓であろう。

大刀玉纏(たままき)の大刀が実に見事で、日本独自といっても良いですが鞘の尻に紋様が、百済-朝鮮半島の忠清南道の公州、武寧王陵から出土した環頭大刀の紋様と極めて類似しています。

大刀玉纏(たままき)の大刀

 

YTNニュース(韓国)