新羅の4代王の昔脱解はインド人?

タミル語から見た”昔脱解”に関する語源

 鍛冶屋

昔脱解は自ら「炭を使用する鍛冶屋出身」としている。鍛冶具「鍛冶の道具」という意味だが、タミル語の「タンヤグ Dhanyaku]と発音が完璧に一致している。

 名前

氏である昔(ソク)はタミル語で鍛冶屋という意味の「ソクカルリンカム」を縮めたもの。現在もタミル人男性の名前として残っている。脱解(Talhe)は、タミル語で頭、頭目、頂上などの意味する「証拠」がそれを物語っている。

尼師今は「イムグム(王)の語源で、タミル語の「ニサグム〈Nisagum〉にあたり、一般的に王より上位の概念である皇帝、大王を意味する。大輔(デボ)は昔脱解が最初に就いた現在の国務総理格の地位の名称だが、タミル語の「神の次の地位」または「強靱な人」を意味する「デポ」(Devo男性)と「デビ(Devi)」が語源です。

 国の名前

昔脱解は自ら多婆那国(タバナ国)としたが「タバナ」はサンスクリット語・タミル語で太陽を意味する「タバナン」と一致し、多婆那国は「太陽国」、つまり当時のタミル人のチョーラ王国を指している。