12:60(太陽と木星と土星の関係)

木星は、太陽をひとまわりするのに12年かかる。木星と土星が会合するのには60年かかる。12の5倍は60で、それは360度の平らな円の6分の1である 12と5 の差は7である。古代バビロニアの暦の神官たちが、13の月の力を消し去って、その力を7の力に取って変えた。

木星と土星の会合について

2020年12月21日、22 日の夕方、木星と土星の”超”大接近が見られた。その時の両者の離角は約6分角(~0.1 度)と、太陽や月の見かけの視直径の5分の1 程度になった。木星と土星の公転周期は、それぞれ約12年と30年である。それゆえ、約20 年に一度、木星が土星を追い越してゆく様子が見られる。しかし、木星と土星の軌道傾斜角は、それぞれ約1.3 度、約2.5 度と傾いているため、木星が土星を追い抜くときの「最近接」離角が1 度近くになることもある。この2大惑星の会合の位置は、1 回で約120度ずれるので、約60年周期(3回目ごと)で、ほぼ同じ方向(星座)での会合となる。

100年間の太陽系内での動き